チューニングハンマーの買い替え時?
こんばんは!野川の丘ピアノです。
今日はお休み頂いていたので、家のことをしたり、車の洗車をしたりしたあと、相模原の妻の実家までお迎え行ってきました。昨日から妻と子供が実家にお泊まりしていたのです😉
久々に一人で寝ると、ほんとに家が静かで…
夜な夜な、仕事で使っている調律工具のチューニングハンマーについて考えていました。
チューニングハンマーとは調律師の右腕、仕事においてなくてはならないものです。以前のブログでは、壊れてしまったチューニングハンマーの修理をしたりしたブログを書いていましたね。
そのブログはこちら
調律するための工具なので、これがないと何もできません。
実は今は2本のハンマーを使い分けているのですが、どうもしっくりこないのです。
一本は上の写真のハンマーですが、会社にあったのを借りています。調律師からは評判の良いハンマーなのですが、何故か思った通りに調律ができない気がする。
これは調律が合っているかどうかの精度の問題ではなく、調律師の一生の課題である音作りの話。
ピアノは一つの音に対して、中音では3本の弦があります。3本の弦の張り具合を整える作業が調律ですが、調律師はこれをユニゾン調律と呼びます。
このユニゾンの調律は、調律師によって大きく違いが出るものです。みんな目指している音は「良い音」ですが、演奏と同じで一人一人良い音の基準がちがう。
私も自分が思う最高の音を目指して日々調律をしているのですが、チューニングハンマーによっても微妙に音色が変わるのです。ハンマーの材料、長さ、重さなどが関係するのですが、とても奥の深い話です。
まだ自分にとっての最高の工具が見つかっていないので、仕事の合間に色々と試して行こう思います。
さあ、明日からまた仕事頑張ってきまーす
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