No.500 脱弦・チューニングピン外し
こんばんは!野川の丘ピアノです。
ようやく今回の確定申告が終わり、修理にも集中できそうです。
なにしろ、私は税理士さんには頼んでいないので全て自分で毎月の売り上げ・経費を会計ソフトに入力しています。
件数が多いので大変ですが、経営状況が良くわかるので何とか頑張っています・・・!
さて、カワイのレトログランドNO.500の解体を始めています。
色々と測定をした後にダンパーから外していきます。

ダンパーは止音不良があるので、(鍵盤を押した後、離しても音が残る不具合)弦を張り替えた後に調整する予定です。
ピアノの修理は作業しなければならない工程が山ほどあり、通常よりも時間が掛かることがあります。

ダンパーが全て外れました。
ここから脱弦を始めます。
脱弦する際には1本ずつ外していけば良いわけではなく、全体に掛かっている張力があるので、均等に弦を緩めていかなければなりません。
しかも、かなりのスピードで素早くチューニングピンを緩めていかないと鉄骨に負担が掛かってしまい、最悪の場合はヒビが入ったりすることもあるので慎重に急いで作業します。

少しずつ緩めたら、古い弦を専用のカッターでカットして、ドライバーでチューニングピンの穴に入っている弦を抜いていきます。
地味に時間が掛かる作業です。

サビついている弦は取るのが大変だったりします。あと、チューニングピンから弦を外すときに気を付けないと手を怪我します。
軍手の上からでも普通に刺さるので、注意が必要です。

こちらは低音巻線を外して、注文のために束ねているところです。新しい弦を同じように巻線職人さんに巻いてもらいます。

弦の下は埃や汚れがたまるのでこの機会にクリーニングします。
やりがいがありますね。

そして弦が全て外れたら、チューニングピンを抜いていきます。
スクリューの部分がかなりサビているのがわかりますね。
約230本ほどあるため、普通は電動ドリルで抜くことが多いかもしれませんが、そのむかし上司に、電動だと熱でピン板に負担が掛かるため、ドリルは使うなと教わったこともあり、手作業で抜いています。電動でもそれなりに時間は掛かりますが、手作業だと倍以上掛かりますがピアノのためです。
こんな感じでまだまだ作業が続きます・・・。
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お客様のご希望にあわせてお見積もりさせて頂きます。
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