HORUGEL(ホルーゲル)修理 続き②

こんにちは!野川の丘ピアノです。

ここ最近で一気に修理の納品が続いて、ようやくひと段落したので、ずっと書くのが遅れていたホルーゲル修理について書きます。

ひと段落といっても、調律は現在繁忙期のため慌ただしい毎日となっています😅

さて、本体が搬入されたので、工房で修理していたアクションと鍵盤を本体に取り付けるところです。

工房では最低限問題なく使えるよう、消耗部品や虫食いのパーツを交換していました。

前回のブログ

 

こちら黄色いのがキャッチャースキンですが、劣化して固くなっていた古いスキンを張り替えました。

 

 

ダンパーレバークロスも穴だらけなので、アイロンで剥がして貼り替えます。

 

 

ここが穴あくと、タッチが悪いだけでなく音が出ないなどの不具合が出ることもあります。

 

新しいクロスは真っ白で綺麗ですね。

 

こちらはハンマーレールクロスですが、虫食いと摩耗があるので貼り替えました。

 

当然ですが、厚さが変わるので整調など全て見直しが必要です。

 

ダンパーロッド、スプーンも磨いて接点の動きはスムーズにしておく必要があります。

 

これでアクション完成です。

 

本体側は虫食いのパンチングクロスを交換します。

 

フロント側もひどい…

 

そして大事なのはキーピン磨きです。

 

ピカピカに磨いてクロスを交換すると新品のように綺麗になります。

 

フロント側も綺麗になりました!

更にバックレールクロスも虫食いが酷かったので、同じ厚さのクロスに貼り替えました。

これで鍵盤下が全体的に綺麗になりました。

続きはまた書きますが、この後の鍵盤調整がとても大変で💦

やはりヤマハやカワイのようにはいかないですね。しかし、とんでもなく良い音になりそうで、この先が楽しみです。

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