鎌倉のピアノ調律へ
こんにちは!野川の丘ピアノです。
まだまだ湿気の多い天気が続きますが、皆さんピアノの調子はいかがでしょうか。
なぜピアノは湿気がダメなのかというと、ピアノ自体が木材やフェルトなどの天然素材でできているからです。梅雨~夏にかけて一気に温度と湿度が上がり、秋以降は雨が減って急激に乾燥しはじめます。要するに急激な変化に弱いということです。
特に近年のコロナ以降は感染症対策で換気しながら冷暖房を使用しているところが多く、ピアノにとっては過酷な環境ということです。鍵盤やフェルトなどの接着が剝がれてしまったり、響板などの木材が割れて寿命を縮めることになり、注意が必要です。少しでも不具合が出たら、すぐに調律師に連絡して対処してもらうことですね。何事も早期対応が大切です。
さて、先日は鎌倉市のお客さん宅へ伺わせて頂きました。いつもこの季節にメンテナンスしておりますが、湿度管理などしっかりして頂いているため、ピアノの状態は良好です!
若干の音の狂いはあったものの、ほとんど問題なく完了。
ピアノは今では珍しいヤマハのNO.U5Dです。ウォールナットの外装がとても美しいですね。
ピアノの外装の木材によっても音色が変わりますので、定番の黒い塗色のピアノとは違った味が楽しめます。
中の状態が良いため、年に一度のメンテナンスをしていけば、まだ十年以上は問題なく使用できると思います!
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
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