WAGNER(ワグナー)調律
事務作業の一日
こんにちは!野川の丘ピアノです。
今日は外回りをお休みして、一日事務作業や調律のスケジュール調整をしています。会社員の時も事務作業に追われていましたが、独立後は更に仕事量が増えました…。
今までのように調律や修理のスケジュールを組んだり、請求書・見積書など作成、部品の仕入れはもちろんですが、ここに会計処理が増えました。
経理はまだまだ不慣れなので時間もかかるし、わからないことが多いけれど、一つ一つ確実にこなしています。
ワグナーの調律
さて、先日は横浜市の栄区から南区へ調律に行ってきました。
午前中の栄区はピアノの先生で、気が付けば10年以上のお付き合いとなっています。
今までアップライトピアノをメンテナンスしていたのですが、去年よりご実家からグランドピアノを移動されて、グランドピアノをメインでメンテナンスすることになりました。
午後は南区へ移動して、年代物ワグナーのアップライトピアノをメンテナンスしてきました。
以前私が必要な修理をしてから、気づけば3年が経過しておりました。月日が流れるのは本当に早い。
お客さんは今年で90歳になるおばあちゃんですが、本当にいつもお元気で最近もピアノの先生をご自宅に呼んで、ピアノとリコーダーで演奏を楽しんでいらっしゃるそうです!
このピアノは元々、他の調律師さんに修理してもらったようなのですが、全く不具合が解消されず、修理代だけ掛かってしまったそうです…。そんなことあるんですね。。同じ調律師なのに残念です。
とにかく初めは不具合だらけでしたたが、その後私の方で修理してからは不具合はなく、ピアノの先生からも、音がとても良いというお話があったようで、ほっとしました。
確かにピアノは製造されてから60年以上経過しているので、メンテナンスは大変であることは間違いないです。
鍵盤の高さ(ならし)調整など見直していたら、昔の紙パンチングが出てきました。
昔はいらなくなったハガキなどをポンチで抜いて、鍵盤の高さ調整に使用していたんですよ。
昔の職人さんは何でも必要なものを作ったり、加工したりしていて素晴らしいです。頭が上がりません。
そして最後に調律。古いピアノの調律は難しいですが、きっちり音が合ったときの響きは何ともいえない魅力があります。
調律師の仕事
最後になりますが…
古くなって調子が悪くなったピアノは、オーバーホール(大修理)をするなり買い替えをお勧めした方が理想的かもしれませんが、やはりそれはとても高額になります。私としましてはお客さんのご予算の範囲内で、調子の悪いところだけ修理して使える状態にして差し上げるのも、調律師として大切な仕事だと思います。
利益だけを考えず、思い入れのあるお客さんのピアノをこれからも長くメンテナンスしていきたいと考えております。
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