ショパンコンクール!

2024年2月4日

こんにちは!野川の丘ピアノです。

 

ショパンコンクール終わりましたねー。

皆さんは結果を見て感想など如何でしたでしょうか?

一位が該当者なしとなる年もある中、今回一位になったカナダ人のブルース・リウさん。この人の演奏には大変衝撃を受けましたね…!

本当に素晴らしいとしか言いようがありません。

今まで私はショパンのピアノコンチェルトは動画などで何回も聴いてきましたが、ここまで勢いがあり、テクニックもあり、表現力のある演奏を聴いたのは初めてかもしれません。

 

実はブルース・リウさんの演奏は、結果が出てから初めて知りました。それまでノーチェックだったのですが、予選の時の演奏も聴いてみるとそれはもう大変感銘を受けました。演奏後の拍手と歓声も凄かったですよね。たぶん会場にいた人はもっと驚いたはず…!

 

私としては小林愛美さんを応援していたので、彼女の演奏も素晴らしかったのですが、反田さんも2位の快挙でしたし、今回のショパンコンクールはレベルも高かった気がします。

そして、今回で知名度が上がったのはピアノメーカーであるファツィオリでしょう。前回まではファイナルまでいけず予選敗退していたメーカーですが、今回はなんと、1位、3位、5位に入賞した方々がファツィオリを使ったということです。

スタインウェイとはまた違った華やかさを持っており、高音がとても煌びやかな印象ですが、ファイナルまで残るということはピアニストにとっても弾きやすく、良い音だったのでしょう。

担当した調律師もかなり腕の良いお方だったのだと思います。まぁ、メーカーから選ばれた代表調律師が担当するはずなので、当然かもしれませんが😅

また、今回ファツィオリのピアノが一位になったのは音色のブームもあるような気がします。

 

例えばオールドベヒシュタインと現行のベヒシュタインを弾き比べてみるとわかりますが、音色が全然違います。オールドの方が明らかに柔らかく温かみのある音で、現行は透明感があり、キラキラとしたガラスのような音がします。(個人的な感想です)

もちろん材料が変わってきていることもありますが、ヤマハでも古いモデルの方が柔らかい音がする印象です。

ヤマハに限らず、最近のピアノの音色はよく鳴るように感じますし、例えばyou tubeでも迫力ある演奏が流行っていますよね。

ショパンコンクールも昔と比べると、受け入れられる音色が少しずつ変わってきているのかもしれません。あくまでも私の考えですけどね…😅

そう考えると次回のショパンコンクールも楽しみになってきました。5年後はコロナも無くなっていることを祈りつつ、今から楽しみです😊

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つぶやき

Posted by rinakusu