ピアノ調律の中でできること、できないこと。
おはようございます!野川の丘ピアノです。
今日は都内を回りだったので、気合を入れてジャケット羽織ったけど電車の中って暑いんですね。。
やっぱりじぶんにとっては車で窓開けていた方が、風が入ってきて快適です。
さて、今回は年に一度の定期メンテナンスについて書きます。
昨日会社に掛かってきたお電話で、「調律頼んだら調整までやってもらえるんですか?」というご質問がありました。
その方は演奏活動もされているそうで、タッチにこだわりがあるので、希望通りのタッチにしてほしいそうです。今まで同じ調律師さんでメンテナンスしていたけど、今回試しに他の人に頼みたいということでした。特に今の調律師さんの仕事に不満はないそうです。
私としては初めて拝見するピアノなので、ご希望に沿った調整ができるかは状態を見てからでないとわかりませんが、ご依頼頂いた際にはできる限りの調整はさせて頂きます。とお答えしました。
他の調律師さんが毎年作業していても、調律師のやり方は結構違うので、私がお客さんの希望に合わせようとしても、調整だけでは済まず、部品を変えたりサビを落とさなければ難しいことがあります。この場合技術者としては、きちんとお見積もりをして作業します。初めて見るピアノは特に注意が必要です。
実際、残念な状態のピアノも結構あるんです。
ただ、今回のお客さんの場合は特にいつもの調律師の作業に不満はないということなので、何で調律師を変える必要があるのかな?と思いましたが😅
今の調律師に不満があるなら、私としては良い状態にする自信がありますが、特に問題ないなら今の調律師の方が安心・安全なこともあります。
人によって音色やタッチの好みが違ったり、調律師との相性もありますしね。
お電話ではこちらができることと、できないことを明確にお伝えしました。ただ、もしご依頼頂けるようでしたら、しっかり作業させていただきますので!
気になったのは、定期的にメンテナンスをしているが、最近タッチが重いとのことでした。湿気の影響もあるかもしれませんが、気になりますね…!
さて、これから今日のお客さん宅入りまーす!
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※独立するまでは、今勤めている会社の方で調律・修理・お見積もりを承ります。
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