今年はピアノの中のカビが多発しています。
ピアノアクションのカビ
こんにちは!調律師のリナクスです。
今年は昨年までと比べると、お客さん宅のピアノでもかなりカビ、サビの被害が多くなっているように感じます。
毎年メンテナンスの中で鍵盤下の清掃をしたり、カビがあれば除去していますが、長年ブランクのあるピアノはカビだらけになってしまっているケースもあります。
これは決してオーバーに書いているわけではなく、事実なのです。
これは現在修理中のアクションです。
木部に白いカビが見えますか?
これを放置したままにすると、更に増えて部品の動きに影響出る可能性が高いです。このピアノの部品もそのために修理しているのです。
どうしてもピアノの中はこもるので、長年閉めっぱなしにしてしまえば、当然カビが発生します。
また、湿気は虫も呼んでしまうので、内部のクッションフェルトやクロスが虫食いとなる可能性もあり、注意が必要です。
工房での修理では、徹底的にアクション分解して
カビの除去と錆落としも行います。
サビ落としをすることで、接点の動きがスムーズになります。見た目も綺麗になり、タッチも滑らかになるのです。
最近のメンテナンスでは毎年調律しているのにも関わらず、新たにカビが出るケースが多いですので、それだけ日本は湿気が多くなっているようです。
是非、毎年定期的にメンテナンスされることをお勧め致します。
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