大宮へ定期メンテナンス
こんばんは!野川の丘ピアノです。
大宮までピアノメンテナンスに伺いました。
調律は半年ほど前にもしておりましたが、今回音の狂いが大きく出たということで定期メンテナンスのご依頼です。
ピアノは50年以上経過しているヤマハのNO.U3です。
早速ピアノの音を出してみると、中音域にところどころ著しく音程がずれているところがありました。
本来、定期的に調律してあるピアノは、お部屋の環境が良ければ均等に少しずつ音程がズレてくるものですが、(調律師がなるべく狂いにくいように調律するため)今回の狂い方としては中音域の数本が明らかにホンキートンクのような音が出てしまっていました。このような狂い方の場合は調律師はルーズピン・ピンズルと呼び、調律してもすぐにまた狂ってしまうので非常に厄介です。調律師によっては買い替えを勧める人も多いくらいです。
私はこのような状態のピアノを最近になって何度もメンテナンスしておりますが、基本的にはその場で直せます。ただ、その後の対策をきちんとお客さんの方でやってもらえないと、すぐにまた元通りになるだけでなく、最悪限界がくると思います。
今回の場合は、天井についた業務用エアコンが原因とみて間違いありませんでした。この手のエアコンは非常強力で温風が直接ピアノに当たってしまい、温度変化によってピアノがダメージを受けてしまいます。
今回の場合はまだ完全なピンズルにはなっていなかったため、応急処置でチューニングピンを少し奥まで打ち込んで対応致しました。
この方法でも手に負えない場合は、チューニングピンの穴を埋める処置をしますが、一度弦を外さなければならないため、断線などの可能性を事前にお客さんにご了承頂いてから修理します。
ひとまず、今回は大きなことにはならなかったので良かったです!
また次回のメンテナンスで状態を確認していく予定です。今後ともよろしくお願いいたします!
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