グランドピアノの出荷調整と今後の予定

リナクスの今後の仕事、人生について

こんばんは!調律師のリナクスです。

今日のことですが、ちょっと色々ありまして独立時期がかなり早まる可能性が出てきました。

もともとは2025年を予定していましたが、もしかすると、早ければ来年の春頃には開業することになるかもしれません。

私としては急な話で驚いていますが、本当に来年になるならば早めに準備をしなければなりません。

来年の春はちょうど引越しも予定しており、ちょっとバタバタしそうなのでできれば避けたいのだけど😅

話は変わりますが、コロナの影響によりかなりお店を閉めなければならないところが増えてきているようです。

音楽スタジオやイベント会社、飲食店は大ダメージを受けてしまっており、コロナ前まで賑わっていた比較的規模の大きいスタジオでも売却しなけらばならない状況のようです。。

そんな中、私は来年に開業するかもしれないので、かなり焦りもありますが、勝手に私はなんとか成功すると思っています。勘ですけどね。

多分仕事量は今と変わらずにあるような気がしてならないのです。

逆にそうじゃなきゃ家族は守れないし、借金だらけになってしまいますので。

借金を作った方が死ぬ気で働がなければならないので、その方が良いとお世話になっている税理士の先生も言っておられました。

働かなければならない状況になれば、何とかするしかないのです。

この仕事で食べていくと決めた時から、結構覚悟は出来ていたのかもしれません。

ただ、今までピアノについて10年間勉強して技術力もつけてきたこともあり、当然のことですが自分の仕事に自信を持ちたいと思っています。

だから、めちゃめちゃ安い料金で仕事はしないようにします。聞いた話ですが、アップライトの調律を一台5,000円とかでやっている地域もあるとか…

そんなんじゃ仕事も雑になるし、台数をこなすだけのそれなりの作業になってしまうでしょうね。

自分の技術の安売りだけはしたくないです。

 

一応開業後の調律料金は決めましたが、きちんと仕事している調律師の相場くらいだと思います。

依頼を貰ったときには、自分の技術を全てお客さんのピアノに注ぎます。それに応えてくれるのがピアノなんです!

 

ということで、予告として独立時期が早まるかもしれないことを書かせてもらいました。

よろしくお願い致します🙇‍♂️

 

G2Eの出荷前調整

先日は倉庫にてご購入頂いたグランドピアノG2Eの出荷前調整を行いました。

まずは鍵盤の支点となっているピンやキャプスタンボタンといわれる金属部を磨きます。

ここがざらついていたり、錆びていると看板がスムースに動かず、タッチや音色に関わるのです。

↑ピン磨き前

↑ピン磨き後

 

その後、鍵盤を元に戻してアクションを取り付けていきます。

アクションのネジ締め、ハンマーの弦合わせもしていき、鍵盤を本体に入れます。

そして、筬合わせ、全体整調を行います。

思ったよりは整調が良い状態だったので、微調整で済むレベルでした。

それにしても中古ピアノですが、元々の状態がすごく綺麗で、かなり良い状態で驚きました。

その音色も澄んでいて高音なんかはキラキラした良い音になっています!

こちらハンマーのストローク(打弦距離)を合わせているところです。鍵盤を押すたびに変わるので、何度か打鍵しながら合わせる必要があります。

 

全ての作業が完了し、発送準備が整いました!

良い仕上がりに一安心です!

 

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